活気というのは商売をする上ではとても重要で、お店の活気や周辺地域の活気など、元気がある所に人は集まるというもの。
これはソープランドに代表される風俗業界でも同じことなのですが、昨今ではどこもお世辞にも活気があるとは言えない状況になっています。
西日本最大規模の福原ソープ街でも活気の減少というのは問題になっていて、新型コロナの影響は冗談では済まないレベルにまで陥っています。
◆ 7月になっても人通りは決して多くはない
新型コロナによる噂が出始めた頃から、福原ソープ街は人通りの減少が目立つようになり、3月中旬には週末でも人通りが激減してしまいました。
4月に入って非常事態宣言が出された後は日中でもほぼ人通りは減り、外出制限とソープランドの休業も加わったことで、夜には煌々とネオンが煌めく福原ソープ街も、普段とは違って真っ暗になっていました。
そして緊急事態宣言が解除され福原ソープも全ての店が再開した6月、人通りはどうなったのかというと、緊急事態宣言の時ほど閑散ではないにしろぽつぽつと言った感じのままです。
桜筋と柳筋は、両方共に広めの道路で交通量もそれなりにありますが、夜になっても利用者と思える人影はほとんどおらず、閑散としています。
7月に入ってもこの傾向は変わらず、むしろ再度の感染拡大傾向によって再び自粛傾向に向かいつつあるため、もう少しこの状況は続くと予想されます。
◆ 待合室も人気は少ないが……
では、次にお店自体の活気についてはどうかというと、全てのお店がというわけではありませんが、待合室も目立って人がいるということはありません。
待合室は密になりやすいため、お店側としても感染の可能性を考えて以前のように多くの人を待合室に待機させておくのは避け、可能な限りスムーズにプレイルームへの案内をする所もあるようです。
営業再開後には利用客が激減していると言われるソープランドではありますが、利用者も減ってはいるものの完全に消えたというわけではなく、遊び方が変わったと言えます。
今まではお店の外を歩いて気軽に色々な店を見て回れたものが、寄り道をしないで目当てのお店だけ行って、余計なことをしないで帰路に就く、そんな遊び方になったのかもしれません。
活気については決して良いとは言えない福原ソープ街ですが、それでも完全に衰退していっているということは無さそうです。
人の出が多く活気溢れている方が遊びに行っても面白いのは確かですが、昨今の状況では贅沢は言えません。
いつかまた再び福原ソープ街が活気を取り戻すまで、今暫くの辛抱です。